痛い目に遭って、自分の世界観を俯瞰し、軌道修正する

セラピスト:見て行ってあげたいのは、「なぜ、『外の世界は危険で、自分の世界(マイワールド)は安全だ』と完全に決め込んでしまったか?

もうこの視点で全てが始まっているからです。

余りにも『これが真実だ!』と思ってしまっているけれど、これも解釈なのです。


私:「・・・・。」(余りピンと来ず、言葉が出ない。)


セラピスト:「『外の世界はすごく温かくて、自分を受け容れてくれていて、自分を助けてくれる。』と言う解釈の人もいるのです。」


私:「でも、私はそう解釈しているから、騙されたんですよね?」


セラピスト:「ううん。しかも、『騙される』と言うのも解釈なのです。」


私:「でも、嘘を付かれて、嘘を信じていたわけです。」


セラピスト:「それも解釈です。

事実は、『○○という男性がいる。私がいる。』以上です。

事実は、彼が言った言葉です。

それを「私」が色々な状況から『私を騙した』と解釈したのです。

解釈から色々な感情が生じているのです。


私:「だって、騙されてますよね?彼女がいるのに『いない』って?嘘付かれてますよね?」(ムッとなって必死に抵抗!)


セラピスト:「みんなこの世の人は解釈(投影)の中で生きているから、解釈が間違っているという意味ではなく、『事実をどのように解釈したか?』が重要なのです。

そこに感情がくっ付いているから、リアルに体感感覚として感じてしまい、『絶対真実だ』と思ってしまうのです。」


私:納得しないまま、腑に落ちず、無言。


セラピスト:「○ ○さんには、『世の中は辛くて厳しくて汚くて怖い』と言う絶対解釈が入っているので、苦しみを生んでいますね、ということです。

さっきのワークは、自分に対してどのような解釈を持っているかを見るために、自分から離れて見てもらったのです。

○○さんは自分との自己同化がすごく激しいから、ここがすごく難しいのだと思う。」


私:「では、『私はこう解釈を持っているんだ』で終わるのですね?」


セラピスト:「いえ、違います。『私はこう言う解釈を持っているが故に、自ら苦しみを生んでいるんだ。』と言うところまで繋がっていないのだと思います。

その解釈が辛い感情を生み出しているのです。

もし、痛い目に遭ったとしても、『世の中は温かくて優しくて、困った時には手を差し伸べて助けてくれる。』と言う解釈がベースにあって世の中を見ていたら、一時は騙されたとしても、また人を信じることができるわけです。」


私:「私のベースとなる解釈が分からないです。」


セラピスト:「さっきから何度も言ってますよね?」


私:「それは、天然ボケでマイワールドで人から騙される。」


セラピスト:「それは、セルフイメージ。」


私:「・・・世の中は、人から『○○さんは良い人だから男から騙されないように気をつけてね。』とか、『私は俗世間の人間なので・・・』とかいちいち前置きをされて話されたりとか、部下からは『皆いい人、ではなく、ちゃんと人を見ないとダメ。なんで綺麗事ばかり言うの?できないと認めないの?そこから全て始まるのに。』とか言われます。

だから、人からそう言われると言うことは、『世の中って私が思うほど美しく綺麗なところばかりじゃないのかな?」って。」


セラピスト:「では、あくまでも世の中はいいところ、と言うイメージで良いですか?」


私:「私は、少なくともそう思っています。でも、他の人はどうやら違うようです。


セラピスト:「人がどう思うかではなく、自分がどう思うかです。

自分にとって一番しっくりくる世界観はどんな感じですか?

自分の感覚より他の人の感覚の方が正しいと言う感じですか?


私:「はい。なぜなら、こんなに痛い目に遭うってことは、自分の世界観が間違っていて、人の言う世界観が正しいのかな、って・・・。


セラピスト:「自分の世界観と人の世界観、どっちの世界観がしっくり来ますか?

自分はどう思っていますか?


私:「自分は、世の中はいい人ばかりだと思っています。」


セラピスト:「コメンテーターの意見は横に置いておいて、『何が自分にとってしっくり来るか?』です。まずそこをはっきりさせましょう。そこに止まってください。

『世の中はいい人ばかりだ。』これが私の世界観。

何故、揺らいでしまうんですか?人から何を言われたって、自分がそう信じているんだったら、いいじゃないですか?」


私:「結局、事実は、誠実だと思っていた人の言葉を信じていたのに、『事実は違かったのだ』と分かったからです。

『世の中は温かくて優しくて困ったら助けてくれて、人は私を騙したりしなくて、自分を信じる人を騙すことをするわけがなくて、誠実さには誠実さで応えてくれる』と思っていたのですが、痛い目に遭って、今まで信じていた世界観が揺らいだんです。

事実は違かったと・・・。」


セラピスト:「それでは、今の私の世界観は何ですか?」


私:「今の世界観は、『どうやら私が思っているほど世界は良い人ばかりではないようだ。』


セラピスト:「もうちょっと分かりやすく言うと、何ですか?」


私:「世の中は、良い人もいれば、悪い人もいる。私を傷つける人もいれば、傷つけない人もいる。」


セラピスト:「はい。『以上、丸』って感じ。

『彼は良い人ではなかったから、私を傷つけた。だけど、世の中は彼のように傷つける人ばかりではない。』

すごく地に足が着いていて、バランスが取れた平和な世界観じゃないですか?


私:「今までの私の世界観が偏っていた。バランスが悪かった。

今、腑に落ちました。


セラピスト:「これ、マイワールドとか、平和ボケした感じしますか?すごく地に足が着いてバランスが取れた感じで、良いじゃないですか。」


・・・続く。


















自分を客観視し、フローに乗る!

感受性が非常に強く、思考エネルギーとの自己同化が著しく激しいタイプです。 世の中の美しいものにも汚いものにも瞬時に同化してしまうため、解釈が極端に偏ってしまいます。 二極の現象世界をバランスよくフラットに客観視するためには、意識的に二極の思考との距離を空ける必要があります。 思考への囚われから意識が解放された時の開放感、自由、楽さの中で、透明に軽やかに生きることを目指します。