氣学の先生のアドバイスを受け、祐氣取りのために東南、鴨川方面へ。
個人セッションで受けたアドバイスは、今までの負のスパイラルを断ち切るために、勝浦、鴨川方面に行きなさい、とのこと。
家を出た12時半頃は曇り空だったが、途中の海浜幕張駅に着いた昼過ぎから太陽が顔を出し、目的地の安房小湊駅に到着した14時半頃には青空に白い雲、初夏のような日差し。
不思議なことに、電車が鴨川方面へと進むに連れ、身体中が何とも言えない軽やかさ、良い気分に包まれてくる。これが祐氣と言うものか。
宿に着いてチェックインすると、気遣い溢れる優しい男性スタッフがもてなしてくれた。
通された部屋303号室。目の前が海。掃除も行き届いており、良い氣を感じる。
到着して、先ずは鯛ノ浦の波打ち際を散歩しながら日蓮聖人の誕生寺に向かうことにした。
宿の目の前がすぐ海になっており、「海水に手足を浸してパシャパシャして来なさい」との先生のアドバイスを思い出し、一刻も早くコンクリートの歩道から浜辺へと降りることにした。
磯遊びをする家族連れが戯れる声に平和なエネルギーを感じながら、靴と靴下の脱いで海水に足を浸すと、太陽光で温まった柔らかい水がそっと優しく足を包んでくれた。
岩と岩を伝って少しずつ沖に出て行くと、水の透明度が増すとともに魚が泳いでいるのが見える。
波の音、風の音、鳥の声。
視界には海と空だけが広がる。
身の回りに付いている邪気が海風に洗い流される気がして、清々しい。
太陽が傾き始め、足を触る海水がひんやり感じる頃、時計は16時半を回っていた。
日が暮れないうちにと、誕生寺に向かって歩き出す。
誕生寺に到着し、本堂と日蓮像を見た後、紫陽花が咲く坂道を登ると、行き着いた先の高台にお稲荷様が祀ってあった。
その場所の鯛ノ浦が一望できる見晴らしの良さと静けさが気に入り、石の上のしばらく座っていると、思考が何も浮かばない瞑想状態に。
しかし、10分も経たぬうちに「夕食を食べるお店をどこにしようか?日が暮れて暗くなる前に目処を立てなくちゃ」と言う思考が入って来て、iphoneで検索し始めてしばらく経った途端、思考で頭が重苦しくなり、立ち上がり、誕生寺を後にした。
あの凪のような瞑想状態をもう一度体験したいと、後ろ髪を引かれる思いで誕生寺を背に、思考から意識を離し、呼吸に意識を向けながら、鯛ノ浦の波打ち際を歩き始める。
高台で見た時には遠くにあったあの景色が今は目の前にある不思議さを感じながら、海に一番近い場所に行きたくて、防波堤の先端まで行って荷物を降ろし、座る。
視界に広がる空と海。
寄せては返す波の音。
海鳥の声。
誕生寺の高台のお稲荷様の前で味わった瞑想状態がまたやって来て、頭がパッカーンと開き、思考が何も浮かばなくなる瞑想状態に。
考えたくても、何も考えられない。
何分くらい経っただろうか、何もない真っ新な意識空間に飽き始め、そろそろ思考が浮かび始める。
初めに思い浮かんだ情景は、イベントで会場のキッチンに立ち、マクロビオティック料理を振舞っている私の姿。隣にはコラボしている女性シェフの姿が見える。
「ああ、そうか。私はマクロビオティック料理のシェフになりたいのだ。イベントでシェフとして皆に振る舞いたいのだ。」
この時、自分の強み、バリューが見えた。
ただの料理人ではない、食べる人を健康にし、心身ともに癒すマクロビオティック料理が強みなのだ。
マクロビオティック料理が専門のシェフになろう。
目標が固まった瞬間だった。
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